6月4日に発刊される『わたくし96歳＃戦争反対』の著者である96歳の森田富美子さんとその娘・京子さんの関係は、母と娘が互いに支え合いながら成長していく姿を教えてくれます。富美子さんのエネルギッシュな生活と京子さんの見守り方は、私たちにも「自分のペース ...

6月4日に発売になる『わたくし96歳＃戦争反対』の著者である森田富美子さんは78歳で長崎から東京に家出をしてきました。思い切ったこの決断は、自由を求める心の大切さを教えてくれます。娘の森田京子さんが著書に書ききれなかった家出のいきさつを寄稿しました。

明治40年（1907）、「10万の生霊と20億の戦費」といわれる犠牲を払って獲得した南満洲の地に誕生した「南満洲鉄道株式会社」。この一鉄道会社は、「陽に鉄道経営の仮面を装い、陰に百般の施設を実行する」実質的な国家機関として大陸政策を牽引しました。

NHKの連続テレビ小説「あさが来た」は、2015年度に平均視聴率23.5%を記録し、ヒロインは女性実業家・広岡浅子をモデルにしています。明治時代に生まれた浅子は、加島屋に嫁ぎ、事業を立て直し、炭鉱経営や日本女子大学の設立を行いました。彼女の生涯は、女 ...

入江喜和の新作漫画『みっしょん！！』は、54歳の主婦・庵未知が家族の世話から解放され、自分を見つける物語。夫の反対を乗り越え、運転免許取得を目指す中で出会った女性・木津先生との関係が彼女の人生を変えていく。日常の中での挑戦と成長を描き、年齢を重ねても新たな出会いや感情の芽生えがあることを伝えている。

いつの時代も、移動は映画や文学作品で人気のテーマである。主人公と仲間たちが移動中に遭遇する事件や出来事を描く「ロードムービー」は、その典型だろう。山あり谷ありの道中はそれ自体が人生を意味していることも多く、子どもだけでなく、紆余曲折を経験した大人だからこそワクワクする作品もたくさんある。

上司など上の世代の人とカラオケに行くとき、気を遣って彼らの年代に合った曲を選ぶことってありますよね。ただ、ピンポイントの曲を選べば喜ばれますが、本来より上の年代の曲を選んでしまうと、「そこまで歳じゃない！」と思われてしまうことも。2児の母でイラストー ...

『あんぱん』振り返り：第9週「絶望の隣は希望」  X（旧Twitter）に日々投稿するドラマの感想がドラマ好きのあいだで人気のライター・福田フクスケさん（ @f_fukusuke ...

2022年8月、東京と奄美大島の二拠点生活をスタートしたタレントのIMALUさん。コロナ禍でリモートワークが進み、サラリーマンであっても勤務地に縛られずに住みたい場所に住むことが夢ではなくなってきた昨今。実際に都会から拠点を移したIMALUさんの離島 ...

結婚は「好きだから」だけでは難しい。なぜならそれは共に暮らす「生活」「現実」があるからだ。そして、才能に惚れた夫がほとんど稼げず、ヒモ状態になりながらセックスを求めてくるということだってあるのだ……。『それでも俺は、妻としたい』は、上記のような「実話 ...

「それでも俺は、妻としたい」セックスという言葉がないにもかかわらず。こんな明確なタイトルがあるだろうか。これは5月30日より公開となる映画のタイトルだ。そして2025年上半期、テレビ大阪・BSテレ東で放送され、話題になったテレビドラマのタイトルでもあ ...

発売即重版が決まった話題書『移動と階級』では、通勤・通学、買い物、旅行といった日常生活から、移民・難民や気候危機など地球規模の大問題まで、誰もが関係する「移動」から見えてくる〈分断・格差・不平等〉の実態に迫っている。